ヘリ無し半畳ですっきりとした広々和室へ



築50年の鉄筋コンクリートマンションの一室、6畳間の和室をリフォームしました。
大切に使い込まれた和室の畳は、日当たりの良さが影響して変色。
また、老朽化に伴い床の傾きも気になったため、基礎から着実に作り込んでいくことになりました。


お部屋の畳をすべて撤去し、土台となる部分を開いていきます。
右側のお写真のように、畳の下部分の合板が露出しました。
うっすらとライン上に見える黒い点々はビスで、この下に基礎となる木材が渡っています。
こちらのマンションが建設された当時の規定では、450mm間隔で根太(基礎となる木材のこと)を入れることになっていたことが分かります。


合板を取り除くと、このようなかたちになっています。
現在の規定では、根太は300mm間隔で入れることに変更されているため、まずはこの土台から作り変えていきます。
根太の間隔が狭くなることで、土台としての安心感もアップ。
防虫効果のある塗料も塗りつつ、断熱材(ブルーの板のようなもの)もしっかり入れていきます。


次に新しい合板を張ります。
ビスを打ち、施工前の状態と比べても根太の間隔が狭まり丈夫になった様子が分かります。
畳を敷き詰め、最後にクロスや襖の張り替えなどで仕上げを行い完成です。


ポイントはやはり、畳を縁のない半分の大きさで仕上げていること。
縁で視線が区切られないため、お部屋がすっきり広く見えます。
織り目の向きが交互になるように敷かれるため、正方形の半畳は光の当たり具合によって市松模様のようになりお洒落な空間に。
照明も垂れ下がりのタイプから直付けのシーリングライトになったため、
視界が開けてより広々な印象になりました。



襖は光が当たると控え目にキラキラ反射する、高級感漂う襖紙へ。
クロスと合わせて白で統一したため、お部屋が一気に明るくなりました。
今回はこちらの六畳間のリフォームと合わせて、トイレや玄関のリフォームもご依頼くださったY様。
そちらも後日ご紹介できればと思います。
このたびはありがとうございました。



